よく聞きなさい。「きょうか、あす、これこれの町へ行き、そこに一か年滞在し、商売をして一もうけしよう」と言う者たちよ。
あすのことを誇ってはならない、 一日のうちに何がおこるかを 知ることができないからだ。
わたしは自分の心に言った、「さあ、快楽をもって、おまえを試みよう。おまえは愉快に過ごすがよい」と。しかし、これもまた空であった。
時は来た。日は近づいた。買う者は喜ぶな。売る者は悲しむな。怒りがすべての群衆の上に臨むからだ。
そして、その民も祭司もひとしく、 しもべも主人もひとしく、 はしためも主婦もひとしく、 買う者も売る者もひとしく、 貸す者も借りる者もひとしく、 債権者も債務者もひとしく、この事にあう。
富んでいる人たちよ。よく聞きなさい。あなたがたは、自分の身に降りかかろうとしているわざわいを思って、泣き叫ぶがよい。
泣く者は泣かないもののように、喜ぶ者は喜ばないもののように、買う者は持たないもののように、
それで、わたしが、ぶどう畑になそうとすることを、 あなたがたに告げる。 わたしはそのまがきを取り去って、 食い荒されるにまかせ、そのかきをとりこわして、 踏み荒されるにまかせる。
さあ、われわれは下って行って、そこで彼らの言葉を乱し、互に言葉が通じないようにしよう」。